壁面の装飾が格子でデザインされた学校施設の木工事を請負いました。
企画品の格子部材は使わず、納められた木材を工場で加工し、職人が一本一本その都度丁寧に仕上げています。
縦格子を横桟にはめこみ、組んだパネルを取付けるまでに、現場の寸法だけではなく職人達が木材の性質を見極めて曲がりや狂いを想定し、利用者の視点に立って見える一つ一つが最もきれいに仕上がる工夫や、その他にも多くの熟練の技術が盛り込まれています。
手すりのついた腰壁の笠木は、聞かなければ触っても継ぎ目を感じません。
施工精度の高い建物が完成しました。
